イノシシに遭遇しないように風車候補地の現地調査を行う
イノシシの子供たちが元気に山を飛び回っています。
金沢の風力開発プロフェッショナル集団
リアル・デベロップメント株式会社です。
風車候補地は、山林がほとんどであり、道なき道を分け入って現地を調査することもあります。
当然、山には山の住人がおり、「イノシシ」や「クマ」と、もしかしたら遭遇するかもしれない状況への備えが必要です。
近年は、山の食糧難から、エサを求めて住宅街にイノシシが出現したり、クマが住宅地に現れ、鉢合わせで驚いた動物に襲われてケガをしたなどのニュースを見かける事がありますよね。
まだ、クマには遭遇したことはありませんが、サルやイノシシやカモシカは、よく見かけます。
先日も、元気よく山で遊ぶイノシシの子供(ウリ坊)に遭遇しました。
かわいいのですが、近くに成獣のイノシシがいる可能性が高く、イノシシに襲われる事例の多くは、子どもへの人間からの危害を心配して、親イノシシが突進してくるといったことが多いようです。
それゆえ、ウリ坊を見かけたときは、周囲に親イノシシがいるものと考えて、刺激しないようにその場を立ち去ることが重要です。
イノシシは臆病な動物ですので、刺激しなければほとんどの場合はそのまま逃げていきます。
出会わないようにするために、山林に入る前に自動車のクラクションを鳴らしたり、鈴をつけて音で知らせるなど、人間の存在を知らせる工夫をしています。
早朝や夕方、暗くなってからの現地調査の際には、特に十分に注意が必要です。
もし見かけても、決して刺激を与えず、興奮させないことが肝要です。
出会ってしまったときは、背中を見せずにゆっくりと後退し、静かにその場所を立ち去るようにしています。
また、建物や車などに入ったり、物陰に身を隠す、高いところに移動する(木に登る)などして、安全を確保します。
野生動物にすれば、突然の迷惑な訪問者ですから、相互に刺激しないような配慮で共存していきたいものです。
いつもお読みいただきありがとうございます。