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石川県の能登は風力発電のメッカである

石川県の能登地方は、いい風が吹く事から風力発電のメッカになりつつある。

金沢の風力開発プロフェッショナル集団
リアル・デベロップメント株式会社です。

日本のCOP25で2度目の化石賞も知っておきたい風力発電導入量推移

スペインで開かれていた国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)が閉幕しました。

2日間会期を延長したにもかかわらず、来年本格始動する地球温暖化の深刻な被害を避けるためのパリ協定の実施ルール作りで合意できませんでした。

環境NGOでつくる「気候行動ネットワーク」(CAN)は、小泉環境相の演説を受けて、脱炭素への言及がなかったとして「化石賞」が贈られたことが話題となっています。

化石賞は、地球温暖化対策に後ろ向きと認定された国に贈られる不名誉な賞で、日本の受賞は、COP25の期間中、2度目となります。

さまざまな議論がありますが、国内でも風力発電導入量は着実に増加しています。

出典:NEDO 日本における風力発電設備・導入実績

石川県の能登は風力発電のメッカである

COP25では、欧州各国などから、石炭火力発電の利用継続を基本方針とする日本が激しい批判にさらされた。
国の演説とは対照的に、経団連は9日に「脱炭素アクションプラン」を発表し,日本の経済界は、脱炭素に向けた動きを加速させ、国際的な圧力をかわすために必死だ。

小泉進次郎環境相も「今は、脱化石燃料は現実的に無理だが、(将来的には)減らす」と述べ、見直しに向け国内調整に尽力する考えを示した。

「“低炭素”ではなく“脱炭素”への取組は、もはや世界の流れ。モードは変わった」

水素の活用や蓄電池の開発等、さまざまな技術を組み合わせ、脱炭素への取り組みは加速していかねばならないことは間違いない。

そんな中、石川県の能登地方は、いい風が吹く事から風力発電のメッカになりつつある。

風力発電のメッカといえば、北海道や東北のイメージが強い。

都道府県別風力発電導入量(2018年3月末現在)によると、
石川県の風力発電導入量(基数順)では、11位となっている。

出典:NEDO 日本における都道府県別風力発電導入量
しかし、現在もあらたな風力発電が稼働を開始したり、計画されており、そう遠くない将来、
ベスト5に近づくものと思われる。

金沢から能登方面に車を走らせると、ゆったりと回転する風車群が現れる。

石炭を燃やして作る電力を実際は私たちは使用している。

天候によって発電量が変動する自然エネルギーのみでは、まだまだ安定した電力供給ができないのも事実である。

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(16)は、伊トリノ(Turin)で、高校生らのデモに参加。
世界の指導者たちを厳しく批判し、「明日はないものと思って」行動するよう求めたと報道されている。

我々の子供や孫たちが安心して暮らせる地球を維持するために、できることをやる。

風車候補地を探して、風力開発を通じて、さまざまな出会いがある。

みんな、口をそろえて言われることは、
『子や孫たちに恥じない後ろ姿を見せたい。』

本当に地球は変わった。

「明日はないものと思って」行動する意識の切り替えが必要ですよね。

いつもお読みいただきありがとうございます。

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