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風力発電の石川県における導入状況

金沢の風力開発プロフェッショナル集団
リアル・デベロップメント株式会社です。

今回は、当社の所在地である石川県における
風力発電の導入状況について、見てみたいと思います。

石川県では、石川らしい再生可能エネルギーの導入を推進していくため、
『石川県再生可能エネルギー推進計画』を
平成26年9月に公表しています。

1.石川県における再生可能エネルギーの現状

平成24年度の北陸電力管内の発電電力量に占める
再生エネルギーの割合は、
大規模水力を含む水力発電が 24%
太陽光発電や風力発電が   1%
合わせて 25%となっており、再生可能エネルギーの割合は全国の10社の中でも最も高くなっています。

少しデータが古いですね。
NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)が、毎年、日本における風力発電設備・導入実績を公表しています。
このデータで、最新の状況を見てみましょう。

2.風力発電は石川県で何基導入されている?

平成30年3月末時点で県内では 71基、124,500kW が導入されています。
石川県における風力発電の総設置基数では全国11位となっています。

風力発電導入量の最も多いのは、北海道で、304基、358,745kW
次いで、青森県の253基、417,463kW
秋田県の210基、370,934kW
となっています。

石川県内における風力発電設備はこれらの発電所が今日も稼働しています。

この表を見ると、案外、早い時期に稼働を開始し、
休止や撤去された風力発電設備も多いですね。

3.日本における風力発電導入量の推移(2018年3月 最新版)

最近は、再生可能エネルギーというキーワードを、目にする機会が増えてきました。
風力発電導入量の推移がNEDOから公表されていますので、日本における風力発電導入量の推移を見てみましょう。

1998年に100基を超えて以降、
その導入ペースが加速しており、
2017年度には、2253基の風力発電機が
日本国内で毎日、再生可能エネルギーの発電をしています。

都道府県別の風力発電導入量は、このような状況です。
石川県も風力発電導入量、健闘していますよね。
能登の風は、風力発電に理想的なんです。

4.国のエネルギー政策の動向と石川県地域新エネルギービジョン

エネルギー政策の大きな方向性を示すことを目的に、平成14 年6月に「エネルギー政策基本法」が制定され、平成23年3月に発生した東日本大震災を始めとしたエネルギーを巡る国内外の環境の大きな変化を踏まえて、平成26年4月に新しい「エネルギー基本計画」が策定されました。

そして、今年の夏、平成30年7月3日には、
新しいエネルギー基本計画が閣議決定されたことは記憶に新しいですよね。

2030年に向けた政策対応として、
『再生可能エネルギーの主力電源化に向けた取組み』
が明記され、より再生可能エネルギーの導入推進に
国を上げて取り組む方針が掲げられました。

石川県が策定した『石川県地域新エネルギービジョン』
「より豊かに、美しく」をテーマに、
環境と調和した21世紀のまちづくりのための
再生可能エネルギーの導入に
当社としても、微力ではございますが
邁進してまいります。

能登方面にドライブに行かれる際には、
風力発電機がゆったりと回り、再生可能エネルギーを
発電している様子に注目してみてください。

次世代の子供たちのために・・・。

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