風力発電の発電量 2018.05.29風力発電まめ知識 Post 風力発電による発電量は、どの程度のものなのでしょう? 一例として、2MWクラスの風車で、 平均風速が7m/sの場所での発電量は、 1年間に約700万kwhの電力を発電します。 これは、一般家庭の消費電力の 約1400世帯分に相当します。 これと同じだけの電力を、 石油焚き火力発電所で発生させるには、 石油消費量に換算して、約1万7000キロリットル(ドラム缶8700本)に相当する石油が必要です。 ここから発生するCO2の量は約5000トンになりますから、風力発電装置にはきわめて大きなCO2削減効果があることがわかります。 さらに、この5000トンのCO2を吸収するのに杉の木を植えるとすれば、36万本も必要になります。 風力発電装置の環境貢献度の大きさがわかることでしょう。 (出典:トコトンやさしい風力発電の本 牛山泉著) Post 風力発電まめ知識 風車と風から得られるエネルギーの関係 関連記事一覧 脱炭素化の世界的な潮流 「風をつかまえた少年」14歳の少年がたったひとりで風力発... 風車と風から得られるエネルギーの関係 エネルギー白書 2019年版で、日本のエネルギー政策がわ... 風力発電の候補地選びにはこんなことも見ています 台風21号、能登での最大瞬間風速は?